小さなことから。

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【その1】
ミニバレーボール大会の打ち上げにて。

僕がニセコ町の各チームに
自主的に参加して大体思うことです。

地域で楽しく過ごすこと。

1,臆することなく、積極的に顔を出すこと。

2,知り合った中で、キーパーソンとつながること。

3,長く続けること。

4、チームプレイに全力を出すこと。

5,共感を持てるところをさぐること。

6,時間をかけながらも、自分を知ってもらうこと。

7,頼まれたら、出来るだけ、No.を言わないこと。

8,我を出しても良いが、雰囲気を
感じて、前向きなことを言うこと。

チームに途中加入した、僕でも
みなさん、謙虚に受け入れてくれたのが
有難いですね。

ニセコ町内のさまざまなチームに
自分から入っていきました。

初対面は「誰だ?」と思われつつも
プレイを続け、前に出すぎず、
チームメイトを立てながらも
ゲームメイクをする。

この事を続けていくうちに、
信頼感が生まれていきました。

そのうちに、チームリーダーとして
扱われ、チーム分けのときは
主力になる人たちと一緒になって
じゃんけんでチーム分けをするように。

このチームには毎週一度顔を出すようにしています。
だから、地区で運動会や盆踊り大会など
時には、お客さん、時には参加者で
混ぜてもらうこともあり、
今では、すっかり顔馴染みになっています。

ま、他にもミニバレーのチームにも
参加していますが、
お陰で、町民ミニバレー大会の
参加者エントリーで、どのチームに
入ればいいか、悩むときもありますが、
他の町民から見たら、やっぱり僕は
異質かもしれません。

なぜ、このことを続けているのか。

大会というより、その後のオフ会が
重要だと思います。

普段はバレーでは話さない
地域の事情やイベント、
困りごとなど、
あまり表に出さない
共有の悩みごとが誰にでもあります。

スポーツなどで、感動を共有して
相談になる相手がいるでしょう。

ヘタなことを言えば、悪いことも
口コミで広がるリスクもありますが、
腹を割った人たちが相手だと
良いことも、厳しいことも言ってくれる。

初めは腹が立つかも知れませんが、
良く良く聞いたら、納得がいったと
いうこともあるでしょうね。

こういう仲間作りって、
改めて必要だなと実感することがあります。

【その2】
田舎であるからこそ。

ニセコ町外から、今年もたくさんの
役場職員、地域おこし協力隊員さんが
ニセコ町に来ました。

一年目には研修と見習い期間で
現場を叩き上げます。

2年、3年辺りから、各配属の
仕事が起動に乗る手前まで
自分の業務に邁進していくしかないでしょう。

これまでの役場の若手職員は
自分で好きなスポーツに励み
仕事をバリバリしていく。

そんな、繰り返しだったと思います。

でも、正直、町民と関わりがあるのは
かつては各スポーツ大会だけでした。

僕がニセコ商工会青年部に属していたときに
当時の青年部長に、言いました。
「今の役場の若手と
手を携えながら、協力しあうことは
将来的に大事なことに繋がるのではないかと。」
その当時の商工観光科の課長さんも
話に賛同して、行政の若手たちと
ミニバレー交流会を開催しました。

今では、一緒に行うことはないですが、
あの頃の若手の行政マンは新人を
引っ張って、自分でチームを作り
積極的にスポーツ大会などにさんかしています。

その3
「なんのためにここに住んでいる?」

ニセコ町に移住するひとは
総じて、一年経って、住んで良かったと
言います。

もちろん、みんながみんなではないですが、
ひとりで孤立する親はあまり見かけません。

今日のミニバレーの仲間内の会話でもそうですが、みなさん相手の子供をみんな把握しています。

困りごとがあっても、相手が気にしてくれる
安心感があるのでしょうね。

僕は独身ながら、ニセコ町の若い親たちは
お互いの情報をしっかりシェアしていると
感じました。

ミニバレーから、バレーボールに
参加しないかい?というお誘いもあるし。

参加するかしないかは、本人の自由ですが
出てみてなんぼの世界が広がることか。
とお薦めしたいですね。

どんなことでも、頑張りが認められれば
いろんな可能性が広がるのですから。

人手が足りないから、来ない?
役に立つなら。
どんなに不器用でも、フォロー
してくれます。

これは、仕事でもプライベートでも
一緒です。

やらされていると思うなら、これは、
ただの作業です。
頼まれたら、必死になって、全力で
相手の予測を越えること。

中村文昭さんがよく語る、
「鉄板のルール」の法則のひとつです。

とにかく相手に対するインパクトを
いかに見せることが、相手を驚きと
喜びに繋げるか、この法則をいかに
上手に生かして、後の自分の人生の
新たな一ページを紐解くか、大事では
ないかと僕は考えます。

あまりに語ると長くなるので
地域に澄むことはある意味
自己責任。人とあまり関わらないで
生きていくのか。

自分のために投資をしながら
人脈を気づいて、永久欠番
なるほど、●●のために
自分磨きをするのか。

積み重ねの結果は
一目瞭然だと思います。

だから、地域に新たに移住したかたへ、
いろんなひとからの否定的な言葉を
浴びるほど、聞くことになるでしょう。

そんな人たちは、自分でチャレンジを
したことのない輩(やから)だと
思ってください。

事業で成功した人たちは
応援してくれます。

いろんな人たちとの
繋がりは、熟成したときに
自分にはプラスにならない相手の場合は
見切りを付けてもいいと思います。

そのあたりは、経験で。
なかなか、難しいですが。

長々と読んでいただき
誠にありがとうございました!